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母親承諾殺人の54歳に猶予判決
2006年 07月 21日 (金) 16:32 | 編集
7月6日に当blogでも取り上げた伏見・認知症の母親殺害事件 。(2006.07.06の内容はコチラ

その事件の判決公判が本日京都地裁で開かれ、母を殺した息子に対して懲役2年6月、執行猶予3年(求刑・懲役3年)とする判決を言い渡した。
東尾龍一裁判官は「母親の同意を得ているとはいえ、尊い命を奪った刑事責任は軽視できない」と有罪を認めたうえで、片桐被告が献身的に介護をしていたことなどの事情を酌量した。
介護疲れと生活苦、母親承諾殺人の54歳に猶予判決(読売新聞)

事件に至るまでの経緯を考えると、執行猶予付きの判決が妥当だと思いますが、裁判が終わって執行猶予の期間が過ぎても息子さんの心には暗く冷たい闇が残ることでしょう。
お母さんを殺してしまったことは息子さんにとって消せない事実です。
その事実とどう向き合って生きるのか・・・。
それはとても難しい問いですね。

人の苦しみ・痛みが分かる人は時に他者の痛みを引き受けて自身も苦しんでしまうのでしょうね。

このような悲しい事件が二度と起きないことを願うばかりです。


↓↓以下に詳しい記事。
介護疲れと生活苦、母親承諾殺人の54歳に猶予判決(読売新聞)

介護疲れと生活苦から、認知症の母親(当時86歳)を本人の承諾を得て殺害したとして、承諾殺人などの罪に問われた長男の京都市伏見区納所町、無職片桐康晴被告(54)の判決公判が21日、京都地裁で開かれた。

 東尾龍一裁判官は「母親の同意を得ているとはいえ、尊い命を奪った刑事責任は軽視できない」と有罪を認めたうえで、片桐被告が献身的に介護をしていたことなどの事情を酌量して、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑・懲役3年)とする判決を言い渡した。

 判決によると、母親と2人暮らしだった片桐被告は、2005年4月ごろ、母親の認知症が悪化したため、介護のために昼夜が逆転する生活が続き、昨年9月に勤務先を退職。生活保護申請のため、福祉事務所を3回、訪れたが、いずれも受給は認められなかった。

 今年1月にはアパートの家賃も払えなくなり、絶望して母親を殺害し、自分も死のうと決意。2月1日朝、伏見区の桂川河川敷で、車いすに乗った母親の承諾を得て首を絞め殺害した。

 東尾裁判官は判決理由で「母親は被告から献身的な介護を受け、特に犯行前日には懐かしい思い出のある京都市内の繁華街を案内してもらっており、決して恨みなどを抱かず、厳罰も望んでいないと推察される」と片桐被告に有利な情状を指摘。そのうえで「社会の中で自力で更生し、母親の冥福(めいふく)を祈らせることが相当」と述べた。

(2006年7月21日14時11分 読売新聞)

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